あの子と同じ次元で生きている

それだけで人生って最高

星野源という男

(以前使っていたブログを閉鎖するため、記事を書き写しました。)

 

1月24日、星野源ライブツアー「YELLOW VOYAGE」に行ってきました。

源さんにとって初のさいたまスーパーアリーナ、地元での公演。
個人的には2016年のライブ始めとなりました。

感想を書きますが多少のネタバレ含むのでご注意ください。

 


どうだったかと聞かれたら、それはもう最高の一言に尽きる。最高なんだよ。星野源

予定より少し遅れ14時頃に会場に到着、この時点で狙っていたパーカーは売り切れ状態。
しかし物販列に並んでから買い終わるまで10分というスムーズさに驚きと感動を隠せなかった。
写真撮影列の方が圧倒的に長かった。ニセ明の人気っぷり。次回があればぜひ並びたい……


会場に入って自分の席につくとまあ近いのなんのって。
安定の200レベルだったけど位置的にはアリーナ最前の並び、11列という言わば神席。

そわそわと待ち続け10分ほど押して開演。


「延々と音楽を聴かされ続ける、ここは地獄だ!」
という天の声アナウンスが入ると一曲目が分かったも同然、ファンの気持ちは「地獄でなぜ悪い」ってわけ。

「どうもー!星野源でーす!」と登場した源さんを観るなりその近さにビビる。肉眼で顔が見えるよ。泣きそうだよ母さん、と思わず横にいた母さんに言った

生バンドが演奏する中で、源さんのマイクを通さないカウントが聞こえた時は感動と込み上げる嬉しさの余り泣きそうだったな

アップテンポの曲でピョンピョン跳ね回って踊り、バラードでギターを弾きしっとりと聴かせ、もう、素敵すぎるわけよ
音楽に乗り一緒に歌うのが最高に楽しかったわけよ

Down Townで踊る源さんが特に可愛かった〜〜

そして大好きなCrazy Crazyはやっぱり生で聴いても最高だった。本当に最高。


そしておそらくこのへんで一流ミュージシャンからのお祝い映像があった。たしか……
どちらも腹抱えて笑ってしまったよ。豪華すぎるよ。ライブ終わってしばらくは頭の中T-BACKしか流れてなかったよ。

 

中盤ではX JAPANForever Loveが流れる中、セグウェイでセカンドステージまで移動し、弾き語りのターンもあったり。
一曲ずつ回転したのは笑ったけど、客を飽きさせない演出に脱帽。
あの大きなアリーナ中が静まり返り、歌の反響やあたたかいギターの音、その弦と指が擦れる音だけが鳴っているのがとても気持ち良かった。思わず目を閉じて聴いてしまったほど
個人的に、よく行くライブやフェスは音楽を「浴びる」という表現をしてきたけど、今回は「音楽に包まれる」という感覚。とても幸せだった
念願のスーダラ節も聴けて満足!


その後、再びセグウェイで前ステージに戻りラストスパート。
桜の森も大好きなわけですが、この曲はギターを弾きながらしっかり歌っていて、そのえっちなおにいさん感にとろけそうだった。もはや溶けた。

「盛り上がってるか~!?」という(風なニュアンスだったと思う)源さんの問い掛けに明らかに元気のない客のイェー。
それに対し「ここは渋谷クアトロか?」という個人的最高に面白いツッコミを入れる源さん
改めて「盛り上がってるか~!?」
「イェーーー!」
「ありがとうアリーナ!」
さらに「せっかくだから、なんか言って返ってくるやつやりたい」「僕がせーの!と言ったら、みなさん好きな果物を叫んでください。アレルギーとかでどうしても果物がダメな人は、うどんと叫んでください。」という謎めいたコールアンドレスポンスを提案
大地くんにも「お前も叫べよ!マイク使わないで!」と要求し、
せーので叫んだものの会場全体がザワザワっとしただけで何言ってるのかわかるわけもなく(笑)
「僕には果物が集まってこう…天に召されるのが見えました」
というなんともゆるいまとめ。


星野源のライブはアンコールがあります!ちなみに今回は二回あります!」
「あと3曲やった後にやりきったぞ、という顔をしてステージを降りるので、その後にシャッシャッ(手を叩く)とお願いします」
と盛大にアンコール予告をし、
星野源のライブはお客さんを(カメラで)抜かないので、みなさん思いっきり踊ってください!わけわかんないダンスをしてください!」
と呼びかけ、SUN→Week End→時よ 。
これがもう最高に楽しくて!
Week Endがやはり良すぎている。気持ち良い。自然に身体が動いて踊れるし、
時よはライブだと100億倍増しくらいで良かった。バイバイ!でみんなが手を振って、最高の締め曲だと。一列になりあの踊りも踊ってくれて満足!


そして予告通りアンコールがあり、ニセ明さんが登場するなりワイヤーを取り付けられ宙を舞うというカオスっぷり
君は薔薇より美しいを熱唱。ぁ変わった~!ってところを一緒に叫ぶのが最高に気持ちいいので本当にオススメ。

「メインステージに戻りたいんだけどバンドメンバーを紹介したい気持ちもある。なのでどちらもやります」
再びワイヤーで吊られ、バンド紹介が進む中微動だにせずメインステージに戻る姿がくそシュールでそれ見ながらゲラゲラ笑ってた

メインステージに戻ると演奏を中止させ大地くんと絡む絡む。
源さん「お前さっき何の果物叫んだの?」
大地くん「……巨峰」
もうかわいいのなんのって……
そこからふたりの茶番が始まり、大地くんが叩くリズムに合わせ
「♪世界中の誰より~きっと~」と歌い出す始末。なんてかわいい世界なんだここは……

ダンサーのお姉さん方にかなりの無茶振りをして、「あ〜っ!これ!これこれ!このポーズ!すごい好き!すんごい好き!いいねえ〜!あ〜いいよぉ〜!」とか言いながら一人でキャッキャしながら楽しむおじさん本当愛おしいという感情しかなかった。

 

そんなこんなでライブも終わりに。

最後の曲はFriend Shipで、これがまたとってもよくて!最後だからっていうのもあるかもしれないけれど、やけに心に沁みてしまった。さらに好きになった。


「金テープがたくさん取れた人は取れなかった人に分けてあげてください。あとスタッフさんに言ったらもらえると思うので声掛けてください。」
となんとも優しい気配り。もらわなかったけど心があったかくなったよ。

帰り際、みんな揃いも揃ってそのテープを首から下げていたので、これが星野源ファンのスタイルなのか?と思ってたらテープに「首に巻いて帰ろう」と書いてあって笑いましたとさ

 


ものすごく雑なレポートな上に時間経ちまくってしまったけど、いつ思い返しても最高だよ!
次のツアーも行けることを願って。