読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

あの子と同じ次元で生きている

それだけで人生って最高

有岡大貴という名の彼氏とディズニーデートに行ったら・前編

 

こんにちは、そしてあけましておめでとうございます。

今年もぼそぼそと更新していくつもりなので、よかったらお付き合いください。

 

 

さて、新年一発目の記事はこちら、

有岡大貴という名の彼氏とディズニーデートに行ったら・前編

です。イェーイドンドンパフパフー!!!

 

f:id:marillexblue:20170113183658j:image

 

実はこれ、以前書いたこちらの記事でポロッと出てきたものなんです。

marillexblue.hatenablog.com

 

ありがたいことに(?)複数の方から「有岡大貴という名の彼氏とディズニーデートに行ったら、読みたいです!」なんて声をいただいたので、もう書くしかないと思い筆をとった次第でございます。

本当に勝手な妄想を垂れ流すだけのくせにタイトルに前編とまで付けて長編作にする気満々ですので、お時間ある方はお付き合いください。

 

それでは夢の国へ行ってらっしゃい!アディオス、アミーゴ〜!!!

 

 

 

5月21日、私の誕生日の前日。
「誕生日とその前日、空けておいてね!泊まりがけで遊びに行こう!」
なんて大貴に誘われて、言われるがままに予定を空けて楽しみに待っているが、行き先はまだ知らない。

待ち合わせは横浜駅。7時に集合なんて普段じゃ絶対に考えられないけど、「絶対遅刻すんなよ!」と念を押されたので、きっと大貴も遅刻しないで来るのだろう。
と思っていたが、時計が7時10分を指してもまだ大貴は来ない。
そろそろ連絡を一本入れようか、と携帯を取り出したところで、遠くからバタバタと走ってくる大貴の姿が見えた。
「いやーごめんごめん!待った!?俺が遅刻しちゃったよ!」
朝弱いはずなのに10分しか遅刻しなかった、なんてどこまでも甘い自分に内心笑いながら、
「大丈夫。今日はあんまり待ってないよ。」と声をかけると、大貴は申し訳なさそうに笑った。


それよりも、いつものリュックを背負い、両手に荷物を抱える姿に違和感を感じた。
「なんか荷物多くない?一泊、だよね…?」
「あーこれ、色々準備してたら多くなっちゃって…。ま、いいのいいの!行こ!」
私からの問いかけをさらっとかわし、足早に向かったのは高速バス乗り場。
乗り場に着くなり「行き先分かっちゃうから」と手で目隠しをされ、そのままバスに乗り込んだ。
一番後ろの座席につき、お菓子いる?なんてまるで遠足に行く小学生のようなやりとりをしていたら、
東京ディズニーリゾート行き、発車いたします。」と運転手のアナウンスが流れた。
「え、ディズニー!?」
行き先をあっさりバラされたことに居ても立っても居られず大貴の方を見ると、あちゃーと顔をくしゃっとさせながら、
「うわ、バレた〜!運転手さんに言わないでって言ってたのに〜!…そう、ディズニー!今日はランドで、明日はシーね!」
と嬉しそうに教えてくれた。
付き合ってから、ずっと一緒に行きたいと言っていたディズニー。やっと行けるんだ、と声に出して喜んでしまった。
「ディズニー行くんだったら色々持ってきたかったのに〜!ポップコーンケースとか…」
とこぼすと、待ってましたと言わんばかりに手荷物を漁り始める。
「そう言うと思ってさ、じゃーん!ちゃんと持ってきてます〜!」
意気揚々とドナルドのケースを取り出す大貴。
「被り物は行ってからお揃いの買うじゃん?あと何が欲しいかな〜」
なんて嬉しそうに話す姿がとても愛おしくて、思わず抱き締めた。
「大貴、ありがとね。なんかもう既に幸せ……」
「ばーかっ!これからだろ?最高の誕生日にするから期待してて?」
そう言うと大貴は私の頭をポンポンと優しく撫でた。

 

朝も早かったしバスの中では寝てしまうかな?と思っていたが、SNOWで自撮りして「これめっちゃかわいくなれる!え?口開けるの?うわ!クッキー食べてる!まって俺まじ可愛い!」「顔交換ヤベー!俺女になったらやばい!」などと盛り上がったり、お互いオススメのお笑い芸人の動画を観て大声で笑いたいのを必死で堪えたりしていたらあっという間に到着。

 

荷物をコインロッカーに詰め込んでいるのを待っていると、「ちょっとこれ持ってて」と小さな紙を差し出される。
はーい、と軽く返事をして受け取り、それをよく見てみると、なんとチケットだった。
「え、ちょっと!これ!」
少しだけ大きな声を出して驚くと、
「なーに、俺が行こうって言ったんだから当たり前じゃん?」
とドヤ顔混じりにニコッと微笑み、「さ、行くぞー!」と私の手をとって軽やかな足取りでゲートに向かった。

園内に入ると、まずはスプラッシュマウンテンのファストパスを取る!と宣言し、小走りを始める。
「走らないでください!」というキャストさんの声を聞くと、素早く早歩きに切り替え。それがなんだかおかしくて、二人で顔を見合わせて笑った。

 

無事ファストパスを取ると、まずはジェットコースターからでしょ!とスペースマウンテンに乗った。
並んでいると目の前で区切られ、まさかの一番前の席でテンションが上がる二人。
「うわ〜ドキドキしてきた!」
ニコニコしながら手を握られ、そのまま暗闇を走り抜ける。
「うわ〜〜!」「ひゃ〜〜〜!」「はえーー!!」
と大声を出し、お互い握った手に力が入った。
あっという間に終わり、「久しぶりに乗るとやっぱ怖いな!」と笑いながら乱れた髪型を直す大貴。

 

外に出てポップコーンを調達して、「次はゴーカート乗ろう!」と再び手を引き歩き出し、グランドサーキット・レースウェイへ。
キャストさんの多種多様な「レッツゴー!」のモノマネをして大笑いしながら待ち、ついに私たちの番。
「俺運転していい?!運転したい!」とキラキラの笑顔で言うので、もちろん運転席は大貴に任せる。
「いや〜、風が気持ちいいな!実はこのサーキット、俺が買い取ったんだ。今日からここは俺らのものさ」
なんてひたすらふざけていたので、隣でこっそり動画を撮って楽しむ。しばらくするとそれに気付き、「え、動画?」と急に恥ずかしがる大貴。
「自撮りにしてよ〜!二人で入ろうよ〜」とねだられたので、途中から自撮りに切り替え。
「ディズニーなうだよ〜」とコメントを言っていると、隣で大貴が「このサーキット、実は俺らが買い取って…」と仕切り直す。
ふざけてカメラ目線するからカーブで何度もガリガリッとなるので、「しっかり運転してよ!」とツッコむと「ふはははっ!」と大きな口を開けて笑った。

 

次はトゥーンタウンに行きたいとリクエストし、様々な場所で写真を撮りながら歩いた。
開けようとするとガラガラと音がなる扉とか、スイッチを押し込むと爆発する建物とか、毎回演技を挟んでくるので大笑いしながら動画を撮る。
「次はこちらのお宅にお邪魔したいと思いま〜す!ごめんくださ〜い……」『ガラガラガラ!!』「うわっ!!なんだこの家は!!!」
と全力でリポートしているところを周りにいた小さい子に見られ、思わず二人で大笑いした。

 

そうこうしてるうちに、ファストパスの時間が来たのでスプラッシュマウンテンへ。
スタンバイ列に並ぶ人達の横をスイスイ進み、あっという間に自分たちの番。
「これ、途中で写真ポイントあるじゃん!何のポーズする?」とワイワイ盛り上がり、「これがねっ、後ろの人に迷惑かからないしねっ」と結局『大ちゃんポーズ』に落ち着く。

「俺、スプラッシュマウンテンの音楽ちょー好き!」と、歌を口ずさみながらノリノリで進み、写真ポイントまであと少し。
「ほら、もうすぐだよ!準備して!」と、坂を登ってる段階から大ちゃんポーズを構える姿に思わず吹き出してしまった。
「なんだよ!え、もうすぐでしょ?もうくるでしょ!?」
「いやそうだけどさ……そんな前から構えなくても…あはは」
「だって直前だと忘れちゃうから……あーー落ちる落ちる落ちる!!!」
「「キャーーー!!!」」
落ちると同時に、大量の水しぶきが降りかかる。
「えっ?!こんなに濡れるモンだっけ!?うわ、ビッショビショ!!」
自分の髪を整えつつ大貴の方を見ると、その通りビッショビショに濡れていて、それ以上に髪の毛がとっ散らかっている。
あまりの面白さに言葉も返さずゲラゲラ笑っていると、大貴もなんだよ〜!と笑いながら犬のように顔をプルプル振った。

降りてから撮れた写真を確認しにいくと、満面の笑顔で大ちゃんポーズをする二人がバッチリ写っていた。
「これめっちゃいい写真!!」とひとしきり笑った後、急にトイレ行こうと言ったのでお互いトイレに向かった。


その後は二人とも特に好きなジャングルクルーズに乗ることに。
「リニューアルしたからか、結構混んでるね」と言いながらも並ぶことを決意。
行きのバスの中で紹介した某お笑い芸人による小栗旬のPPAPがツボだったらしく、ひたすら小栗旬のモノマネを練習しながら待つ大貴。
「ぽいっ、ま〜きのっ」の時の表情がツボすぎて、二人でゲラゲラ笑いながら動画を撮り合った。

自分の番が来ると、真っ先に船長の近くに座る。
「みなさんこんにちは!」という挨拶に誰よりも大きな声で返事したり、船長のボケを積極的に拾いにいく大貴は本当に楽しそうで、間違いなく世界一おもしろいジャングルクルーズになった。


降りるなりお揃いの被り物を買おうとワゴンに向かう。
本当はカップルっぽく男の子と女の子のキャラものを買いたかったが、二人ともドナルド好きで譲らないため、サリーとマイクに落ち着いた。早速かぶりながら歩いて、大貴は「こっちのが俺ららしいかもね!」と嬉しそうに笑った。

 

そろそろお腹が空いてきたので、ハングリーベア・レストランでカレーを食べることに。
大貴はポークカツカレーのラージサイズを頬張りながら、午前中に撮った写真や動画を観てまったり。
「ちょっと午前中から飛ばしすぎたね」なんて笑いながら軽くあくびをする姿を見て、もう少し休んでから行く?と声をかけると、
「いやっ!時間もったいないし!充分休んだからもう行こ!」と元気いっぱい立ち上がり、サラッと私の分の食器も持って手早く片付けた。

 

ファンキャップを被り直し、午後一番目のアトラクションはウエスタンリバー鉄道に決定。
「これ、なーんか好きなんだよね〜!昔から!」
「うん、大貴好きそう」
「えっまじ?!好きそう!?」
「だって今も五歳児みたいなもんだし」
「おい!!なんだそれ!!!」
なんて他愛もない話をしながら、ゆっくりと進んで行く鉄道。
下道を歩く人に「お〜い!!」「元気ですか〜!!」と大声で叫びながら手をぶんぶん振ったと思ったら、今度は隣に座っていた小さな女の子に「こんにちは〜!何歳ですか?…しゃんしゃいなの〜♡かぁわいいね〜♡」と初めて聞くような甘〜い声でデレデレ。
そんな姿をぼーっと見てると、急にこちらを向いて「あれ?もしかして妬いてる?」とニヤニヤしながら一言。
あからさまに嬉しそうなのが少しだけ悔しかったので、「何言ってんの、もう」と突き放してみると、突然「ポップコーンいる?」と話を切り替えられる。
「…いる」
「はい、あーん……美味し?」
「んん」
「ふははっ♡かぁわいいね〜♡」
いつのまにか大貴のペースに乗せられてしまった恐ろしさと恥ずかしさでいたたまれなくなり、降りるまでひたすらポップコーンを貪り食べた。


その後はチュロスを片手にふらふらとファンタジーランドを歩いていたら、大貴がアリスのティーパーティー前でおもむろに立ち止まる。
「なに?乗るの?」
「空いてるじゃん!?」
「いいよ…言っとくけど回すからね?」
「は!俺の方が回すから!」
なんて意味不明な会話をしつつ、二人で全力でコーヒーカップを回しまくる。
初めこそ二人で回していたものの、大貴があまりにも全力で回すので私は途中から手を離してひたすら笑っていた。
景色なんて見えたもんじゃないし、正直向かいに座ってる大貴の顔すら見えない。
最初のうちは煽りまくって「うおらーーー!そんなもんかーー!まだまだいくぞーー!」なんて言ってたのに、終わる直前で「ちょ、まって、うぁ……」と言ったっきり声を発さなくなった大貴。
「いや、まじでやばい、目回った…気持ち悪い……」と降りるなりベンチに腰掛け、「ちょ、一回横になりたい」と五分ほど膝枕をしてあげて復活を待った。

 

「え、逆になんでそんなに平気なの?」
「途中から目瞑ってたからね」
「えーー!なんだよ、俺だけかよ回してたのー!」
なんて会話をしつつ、シンデレラ城の前に出ると、ちょうどパレードが行われていた。
パレードルート沿いに駆け寄ると、大声でキャラクターの名前を呼ぶ。
「おーーい!ミッキー!ミニー!」
「わ、今こっちみたよね!?ね!!?」
とはしゃぎまくる大貴をこっそりと写真におさめた。

 

ナイスタイミングだったね!と興奮も冷めやらぬまま、次は「シンデレラ城に入りたい!」とリクエスト。
ガラスの靴に足をいれるフリをしながら、大貴の持つカメラの方を向くと、
「ああ、貴女でもなかったか…しかし!とても似合っているではないか!僕は決めた!貴女を城に連れて帰ります!」
と、小芝居ばかりで全然写真を撮ってくれないので軽く小突くと、後ろで待っていた大人カップルに小声で「かわいいね」なんて笑われてしまうのだった。


その後も中の展示物を見ていたが、「ごめん、ちょっとトイレ行ってくる!お腹痛くなった!外で待ってて!」と言い残し走って出て行ったので、シンデレラ城の中だってのにムードなんて微塵もない…と少し呆れながら、一人でしばらく堪能した後ゆっくりと外に出た。

 

「いやーごめん!なんかめちゃくちゃお腹痛くてさ…でももう治ったから!あ、ファストパスの時間が!急ご!」
明らかによそよそしい感じを出しながら帰ってきたのを不審に思いながらも、少し離れたトゥモローランドのモンスターズインクのライド&ゴーシークを目指す。
『細かすぎて伝わらないディズニーキャラモノマネ』を順番に披露して大笑いしていると、すぐ順番がやってきた。

「うわー!そこそこ!そこにある!」「あっ上もー!あの奥もー!」とワイワイ盛り上がって、アトラクションも終わりに差し掛かった時、ふとあることを思い出した。
「そういえばこれって最後に写真撮られるじゃん?あれ何回乗ってもどのタイミングかわかんないんだよね〜」
と言いながら、前方にあるであろうカメラを探していると。
「えー?……ここ」
大貴は小さくそう呟きながら、頬に突然キスをしてきた。
「え」
あまりに突然だったので、勢いよく大貴の顔を見ると、
「だってどこで写真撮られるか分からないっていうから…教えただけじゃん!」
なんてあっけらかんと話すから、ちょっとズルくてやっぱりかっこいい大貴に改めて落ちてしまうのだった。

撮れた写真を見ると、アホ面でどこかを見ている私と、バッチリ頬にチューを決める大貴が写っていた。
「なにこれ、もー恥ずかしい!」
「えー、これいいじゃん!待って、写メ撮らせて」
この顔ホント笑える、なんて言いながら何度も写真を確認しつつ、満足げに歩きながら外へ出た。


ワールドバザールでお土産を買い、スウィートハート・カフェにて「みてー、パンかわいい!」などとキャッキャしながら休憩を挟む。
まだまだ元気が有り余ってるらしい大貴は、「お、カリブ空いてるじゃん!行くしかない!」と、もう少し休憩したいなというオーラを出しまくっていた私の手をとって再び歩き出した。

 

情報通りとても空いていたので、並ばずにすぐに乗り込むことができた。
一つ目の小さい落下ポイントで「うわーーー!」と人一倍大きな声で叫んだので、どんだけはしゃいでるんだろうとつい隣を見たら「やべ、思ってたよりちっちゃかった」と恥ずかしがりながら縮こまっているので思わず噴き出して笑った。
その後はすぐ立ち直り、また小芝居を始める大貴。
「やめろー!争いからは何も生まれないんだー!」
「ほら、ごらん。あの宝の山、すべて君のものさ。」
ポンポン出てくる台詞に大笑いしていたら、あっという間にアトラクションが終了。

 

「頑張ればワンスまでにあと一個乗れるな!」と急いで向かったのはイッツ・ア・スモールワールド
ほぼ並ばずスムーズに乗り込み、「俺、この水の匂い好きなんだよな〜」と言いながら、目をキラキラさせて人形たちを眺める横顔につい見とれてしまった。
それに気付いてか気付かないでかはわからないが、黙ったまま私の手を握ってきて、微笑みながら「楽しい?」と聞くので、「すごく楽しいよ」と手を握り返すと、また嬉しそうに笑うのだった。

 

アトラクションが終わると、ワンス・アポン・ア・タイムの時間が迫っていることに気付く。
残念ながら抽選は外れてしまったので、入り口正面の銅像近くで見ようということになり急いで向かった。
開始時間ギリギリに着いたので、辺りは人でいっぱいだったが後ろの方から眺めることに。
「実は観るの初めてなんだよねー!」
と、言う大貴と楽しみだね、なんて話していたらすぐショーが始まった。
「うわ、すげー!綺麗〜!」
「あ〜、美女と野獣めっちゃ好き!」
などとキャッキャしながらも、お互いまっすぐシンデレラ城を見つめている。
すると、またそっと手を繋がれたので、ふと大貴の方に目をやると、そのままキスされた。
周りに気付かれないように静かに、次第に指を絡ませながら。
目を開けると、優しく笑う大貴の顔が目の前に。
そしてまたシンデレラ城に目を向け、そのまま最後までショーを見届けた。

 

「あー、楽しかった〜!」と繋いだままの手を大きく振りながら、ランドを後にした。

コインロッカーから荷物を取り出し、歩いてすぐのホテルに到着。


部屋に荷物を置き、早速ディナーに向かった。
次々と運ばれてくるコース料理に二人で緊張しながら、美味しい〜!と盛り上がる。
食べてるものはすごくお洒落なのに、頬張る姿は相変わらず五歳児そのものだなと思ったら、堪えきれずに笑ってしまった。
そんな姿を見られて、大貴もつられて笑いながら「え?なに?」とワインをあおる。
そして最後にデザートです、と差し出されたプレートには“Happy Birthday”の文字が。
えっ、と驚いて顔を上げると、
「ちょっと早いけど。誕生日おめでとう。」
と微笑む大貴。
嬉しくて泣きそうなるのを堪えながら、ありがとうと返し、ゆっくりデザートを堪能した後部屋に戻った。

 

部屋では今日撮った写真や動画を見返し、改めて笑い合いながら時間を過ごし、
「そろそろシャワー浴びようかな」と大貴が先にシャワーを浴びた。
上裸でシャワールームから出てきた大貴にドキドキしつつ、交代でシャワーを浴びる。


上がって髪を乾かしているうちに時刻は0時をまわり、日付けは5月22日に。
それに気付かずドライヤーをかけていると、扉の向こうから大貴の声が聞こえた気がした。
「今、なんか言った?」
そう言いながらドアを開けると、なぜか部屋は真っ暗。
驚いて立ち尽くしていると、後ろから急に抱きしめられる。
「誕生日おめでとう」
耳元で大貴の優しい声がする。
ありがとうと返し、しばらくそのままになっていたが、
「素敵な誕生日はここからだよ?」
と呟くと、そっと手を離し部屋の電気をつけた。
すると、部屋一面にさっきまでなかった可愛らしい飾り付けが。
「わ、すごい……!これ今やったの!?」
驚きと喜びで軽く飛び跳ねながら大貴を見ると、ドヤ顔をしながら「ベッド見てみ?」と一言。
言われるがままにベッドに目をやると、そこにはたくさんのプレゼントが。
今日乗ったスプラッシュマウンテンの写真と、欲しいな〜と言って結局買わなかった大きなドナルドのぬいぐるみ、名前の入ったガラスの靴。
「え〜!こんなのいつ買ってたの〜!」
と思わず大声をあげると、
「トイレ行ったついでに、ね!」
と、また嬉しそうに、ドヤ顔を披露する大貴。
嬉しくて嬉しくて、何度も順番に眺めていると、
「ちょっと目閉じてて」
と言われたので、言われるがままに目を閉じる。
ふわっと影が重なり、すぐ目の前に大貴がいるのが雰囲気で感じ取れる。
大貴の息がかかるほどの距離で、ドキドキしながら待っていると、首元にほんの少しの重みが。
「目、あけていいよ」
そっと目を開け、そのまま首元に目をやると、そこには小さく輝くネックレスが。
「わ、きれい…」
「色々考えて、結局これにしたんだけど…やっぱり似合うわ。よかった」
微笑みながらそう言うと、そのまま近付いてキスをした。
大貴は私の後頭部に手をやり、今度は誰にも見られてないからと言わんばかりにゆっくりと。
「普段あんまりこういうこと言わないけど、出会えてよかったし、俺を選んでくれて本当に嬉しかった。もっともっと幸せにするから、これからも一緒にいて。誕生日おめでとう。」
そう言うと今度は正面から抱きしめ合った。
堪えきれずに嬉し涙を流す私の頬を両手で包み込んで、
「泣きすぎだよ」
と困ったように笑う大貴。
そう言われるとなぜか更に涙が溢れ出てきてしまい、大貴の胸に顔を埋めると、「ふははっ」と、あの優しい声で笑うのだった。

 

 

 

 

 

いやもう、なんかマジでしんどくなってきた。

ここまで読まれた猛者のみなさんはどうですか?

私は書いてる途中にふと我に返って何度も死にたくなりました。

最後に関してはただの恋愛ケータイ小説すぎて昼間読んだらむせ返りそう。

ある日突然記事が消えてたら、そういうことだと思って察してくださいお願いします。

 

ということで、有岡大貴という名の彼氏とディズニーデートに行ったら・前編は以上になります。

後編に続く………かもしれない。